製材時の廃材や間伐材を圧縮成型した固形燃料「木質ペレット」や薪を使ったストーブの利用者が増えています。
木質エネルギーを使用することにより放置されていた間伐材の有効利用が促進され、森の元気回復にもつながります。さらに二酸化炭素排出量も削減され、環境にもやさしいエネルギーとして注目されています。
広く市民から間伐材を集め、里山資源を有効活用して、薪やペレットに加工して地域内エネルギー自給を推進し、持続可能な社会に貢献することを目指します。
2012年より「木の駅」に間伐材を軽トラック1台分持ち込めば、市内加盟店で利用できる地域通貨「里山券」2000円分と交換できる制度を開始しました。
丹波篠山木の駅プロジェクトで集まった木材や里山整備で搬出された価値の有りそうな木材は製材所で製材され天然乾燥を行っており、ご入用の皆様へ出荷を待っています。
持ち込みのご相談、ご入用の方はこちらよりお問い合わせください。
篠山の里山にはたくさんの木々が育っている。今あなたたちに使ってもらうために、早く早くと待っている。私たち人間一人ひとりの顔が違うように、同じ樹種の木々も、同じ木目、同じ節などなく、一本一本が全然違う表情をしている。アベマキの皮、広葉樹の板、赤い板、はかまみたいなヒノキの板、ひのきの枝、スギの年輪板、シラカシの枝。いろんな木材が集まる場所が「八百材舎(やおざいや)」。
兵庫県丹波篠山市の西紀中(にしきなか)地区にある「木の駅ストックヤード」を再整備し約1.5haのフィールドで、原木丸太や枝・土・薪などの資源を直接買い付けできる他、DIYワークショップなどのイベントを開催したり、次世代の農林業従事者を育成するための環境学習やプログラムなども実施する「八百材舎(やおざいや)」をしました。
詳しくは八百材舎(やおざいや)HPをご確認ください。
「クデジュー(KUDEJU)」とは篠山の間伐材から作られた木工キットです。ネジやクギを一切使わず、あなただけのオリジナルな木製棚や間仕切りを作ることができます。
双方に切り欠きを施し、互いをかみあわせることで、木材の本性特性である粘り強さを活かす日本の伝統技法を「組手」と呼びます。また日常生活で用いられる身の回りの道具のことを古くは「什器」と呼びました。これが「組手什」の名前の由来です。
保育間伐、整理伐、皆伐を行うとともに、サクラ・モミジなどの景観樹やクリ・ユズなどの果樹の植樹を行い、住民がふれあい憩うことができる森づくりを目指します。
篠山市、野間自治会と「野間の森づくりプロジェクト」を進めています。集落内の伊根山を中心に保育間伐、整理伐、皆伐を行いました。
また、篠山市が力を入れている間伐計画にも参加し、栗柄、上板井、犬飼地域で間伐作業を行っています。
篠山市の「ふるさと応募寄付金」の謝礼品の一つとして間伐材の割り箸を提供しています。杉の気持ちいい香りがする、自然に優しい割り箸です。この割り箸を使えば使うほど森林が元気でのびのびと育ちます。
篠山市内で間伐された木材を使うことで、間伐などの里山整備が買って以下し、自然災害、安心な地域づくりに貢献しています。
これまでに50名以上の方々に謝礼品としてお贈りいたしました。
里山の現状把握と課題解決までの取り組みをサポートし、人材を育成します。里山の知恵と人とを未来につなぎ循環型社会に貢献します。
地域での生業、里山との関係性や、歴史を知ることで、地域に根ざすことの大事さや、大人とのコミュニケーションの大切さを学びます。
主な内容
・森林環境教育に関わる地域教材化
・間伐材の利用、木質バイオマス製造施設の視察
・専門家による里山整備の指導
・里山での就労体験